2015年 03月 20日
ごちゃごちゃしてしまったので、先に内容を箇条書にしておきます。
1. 工期、というか、自転車通路の復活時期について
2. 無堤防問題は解消されたのか?
3. 水位計について
日野橋下流側北岸の、国土交通省京浜河川事務所多摩川上流出張所による
「H25多摩川錦町築堤護岸工事」。当初は2/27までとのことでしたが、

工期が、一ヶ月延びています。(例によって、看板をしれっと修正)
いや、この際、工期そのものはどうでもいいのですが(どうでも良くはないが)、

問題は、桜の開花。
この工事のために、多摩川べりのサイクリングロードは閉鎖され、迂回路として
一本内陸の「根川緑道」を通るように指定されています。
ところが、根川緑道は、言わずと知れた桜の名所。細い遊歩道が大変混雑します。
そこに、桜とは関係ない多摩川サイクリングの自転車が入ってきたら、カオスに
なります。非常に危険です。サイクリストだっていい迷惑です。

公表されていない情報によると、新しい堤防上を通る歩行者・自転車用通路は
3/24に開放される予定とのこと。
都心の開花予想が24日、多摩地方では数日遅れなので、
ギリギリ間に合うのか?それとも必殺「再度工事延期(看板修正のみ)」で
大混乱に陥るのか?かなりドキドキしています。
2.
お花見通路問題は、まあ、国土交通省の担当者からすれば「管轄外」なのでしょう。
ただ、もう一つ、気になっていることがあります。
そもそも、この工事の大義名分は、「立川市内唯一の"無堤地区"解消のため」でした。
確かに、従来堤防の無かった区間に、立派な堤防ができ、
むかって左側の民家は、多摩川が増水しても堤防に守られて安全に・・・

・・・なったんでしょうか?
これは日野橋の上から見た、真新しい堤防の「末端部」です。
日野橋と堤防が交差できずに、堤防が橋の脇で止まっているわけです。
応急措置なのか、土嚢で橋の橋梁までのスキマを埋めてありますが・・・

橋北側の、渡り始め部分から見たところ。
丸で囲った部分が、「堤防の隙間」です。
橋の反対側(北岸の上流側)も、やはり「隙間」(こちらは従来通り)。
本来、堤防とは「隙間」とか「末端部」は無いもの。
あったら直ちにそこから水が入ります。
流石にこの土嚢を超えるような増水は滅多にないでしょう。でも、だとしたら
今回の築堤工事全体が無意味なのでは?
いやいや、(ここからは想像ですが)実は今後、日野橋の大改修が控えていて
橋桁がもっと高くなってから、この堤防の隙間を埋める予定なのでは?
・・・等と、いろいろ考えさせられる「隙間」です。

3. 水位計について
3月中旬、築堤工事とは別に、こんな状態になっています。
画面真ん中にプールのような囲い。

南岸には「水位計を設置しています」という看板。
工期はH26年9月19日からH27年3月25日まで。
多摩川上流出張所によると、2013年6月から今までの水位計は仮設のものであり、
今度設置するのが本設。高さ8mで大洪水になっても測れるものになる、とのこと。

ここ一週間ほど、京浜河川事務所のサイト内「リアルタイム情報」の
多摩川日野橋の水位は、こんな状態(↓)が続いていました。

現場を見た人は「ああ工事中か」と判るのですが、そうでない人にとっては
水位値0.00の羅列だけでは何が起こっているのか判りません。
「測定停止中なら、そう書いてほしい」と伝えたら、その後すぐに「閉局」の表示に
変わりました。担当者の方、年度末のお忙しい所、ありがとうございます。
当ブログ内関連記事:
日野橋下流の堤防工事が突然始まったっぽい (2014-10-30)
日野橋左岸の築堤工事、少し判ってきた (2014-11-03)
日野橋(多摩川)の水位について (2012-09-04)
日野橋観測所の水位計が復活! (2013-06-26)
1. 工期、というか、自転車通路の復活時期について
2. 無堤防問題は解消されたのか?
3. 水位計について
日野橋下流側北岸の、国土交通省京浜河川事務所多摩川上流出張所による
「H25多摩川錦町築堤護岸工事」。当初は2/27までとのことでしたが、

工期が、一ヶ月延びています。(例によって、看板をしれっと修正)
いや、この際、工期そのものはどうでもいいのですが(どうでも良くはないが)、

問題は、桜の開花。
この工事のために、多摩川べりのサイクリングロードは閉鎖され、迂回路として
一本内陸の「根川緑道」を通るように指定されています。
ところが、根川緑道は、言わずと知れた桜の名所。細い遊歩道が大変混雑します。
そこに、桜とは関係ない多摩川サイクリングの自転車が入ってきたら、カオスに
なります。非常に危険です。サイクリストだっていい迷惑です。

公表されていない情報によると、新しい堤防上を通る歩行者・自転車用通路は
3/24に開放される予定とのこと。
都心の開花予想が24日、多摩地方では数日遅れなので、
ギリギリ間に合うのか?それとも必殺「再度工事延期(看板修正のみ)」で
大混乱に陥るのか?かなりドキドキしています。
2.
お花見通路問題は、まあ、国土交通省の担当者からすれば「管轄外」なのでしょう。
ただ、もう一つ、気になっていることがあります。
そもそも、この工事の大義名分は、「立川市内唯一の"無堤地区"解消のため」でした。
確かに、従来堤防の無かった区間に、立派な堤防ができ、
むかって左側の民家は、多摩川が増水しても堤防に守られて安全に・・・

・・・なったんでしょうか?
これは日野橋の上から見た、真新しい堤防の「末端部」です。
日野橋と堤防が交差できずに、堤防が橋の脇で止まっているわけです。
応急措置なのか、土嚢で橋の橋梁までのスキマを埋めてありますが・・・

橋北側の、渡り始め部分から見たところ。
丸で囲った部分が、「堤防の隙間」です。
橋の反対側(北岸の上流側)も、やはり「隙間」(こちらは従来通り)。
本来、堤防とは「隙間」とか「末端部」は無いもの。
あったら直ちにそこから水が入ります。
流石にこの土嚢を超えるような増水は滅多にないでしょう。でも、だとしたら
今回の築堤工事全体が無意味なのでは?
いやいや、(ここからは想像ですが)実は今後、日野橋の大改修が控えていて
橋桁がもっと高くなってから、この堤防の隙間を埋める予定なのでは?
・・・等と、いろいろ考えさせられる「隙間」です。

3. 水位計について
3月中旬、築堤工事とは別に、こんな状態になっています。
画面真ん中にプールのような囲い。

南岸には「水位計を設置しています」という看板。
工期はH26年9月19日からH27年3月25日まで。
多摩川上流出張所によると、2013年6月から今までの水位計は仮設のものであり、
今度設置するのが本設。高さ8mで大洪水になっても測れるものになる、とのこと。

ここ一週間ほど、京浜河川事務所のサイト内「リアルタイム情報」の
多摩川日野橋の水位は、こんな状態(↓)が続いていました。

現場を見た人は「ああ工事中か」と判るのですが、そうでない人にとっては
水位値0.00の羅列だけでは何が起こっているのか判りません。
「測定停止中なら、そう書いてほしい」と伝えたら、その後すぐに「閉局」の表示に
変わりました。担当者の方、年度末のお忙しい所、ありがとうございます。
当ブログ内関連記事:
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日野橋左岸の築堤工事、少し判ってきた (2014-11-03)
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日野橋観測所の水位計が復活! (2013-06-26)
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by centtama
| 2015-03-20 22:51
| 3月4月