2014年 11月 03日
日野橋左岸の築堤工事、少し判ってきた
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四日前の記事「日野橋下流の堤防工事が突然始まったっぽい」の続報です。
つまり、こんな風になるのではないかと。(想像図)
橋から下流側を見たとします。野球場(画面左)と川との間に堤防の土手ができる。
書き込んだものは、黄色が将来のサイクリングロード、ピンクが土手断面、
緑色が土手の斜面です。ちなみに黄色の面のことを「天端(てんば)」と呼ぶそうです。
今度は橋の下流側の対岸である日野市万願寺側から見た想像図です。
日野橋から国立市青柳の方へ向かって、新しい土手ができることになります。
以下は、10月30日の状態です。
所々に見える赤白のポールが、土手になる位置を示しているのだそうです。
既に、貝殻橋の方まできれいさっぱりと刈り払われています。
川面には、夥しい数のコサギらしき鳥。
広範囲の草木がなくなって、居場所がなくなったのかも。
画面の中ほどは、多摩川から府中用水へ入っていく導水路に
左側から根川が合流する地点にあたります。
つまりここは、水によって陸地が3分割されているのです。
その三方とも、現在、草木や構造物が除かれて、変容している最中です。
やっと見つけた、工事内容をいくばくか説明する現地看板。の下半分。
上半分が位置図。オレンジ色の部分に新堤防が築かれます。
左側の、工事エリアだけど白い部分(多摩川の南岸、立日橋と日野橋の間)は
堤防を作るための砂利を供給する場所。
つまり、ニューロシティ前の広大な河原を、薄く削り、対岸に運んで
積み上げて、堤防にする、というわけ。
そのために、ダンプカーが多摩川のあっちとこっちを行き交えるような「仮橋」を
作ります。それが上の位置図において、赤い点線が多摩川本流を横切っている所。
「仮橋」というよりは。去年の立日橋周辺の工事の際と同じように、川底を盛土で上げて
そこだけ多摩川の両岸を地続きにしてしまうわけ。川の水は、トンネル管で通す。
こちらは、野球場の南側から見た現場。フェンスと針葉樹がなくなっています。
ここまで来て現場を近くで見られるのも11月9日まで。10日からはここも通行止となり、
日野橋-貝殻橋間の往来は、根川緑道のみとなってしまいます。
貝殻橋から見た、閉鎖エリアの入口。
メモ
土手の高さは、2.5~3メートルになる。日野橋桁下にはくっつかない高さ。
堤防の上下を結ぶ坂により、歩行者と自転車は日野橋の下を通過できるようになる。
対岸上流エリアからは、表層約1メートルの砂利を削り取ることになる。
現在、日野橋下流側にある中州と一本残った柳の大木は、そのまま残る。
府中用水への導水路はつぶれる。位置を変えて作り直す。
陸上競技場より東側の堤防については、まだ計画もたっていない。
青柳まで延伸した際には、府中用水への水路を樋門化する必要がある。
国交省江戸川河川事務所の「川を知る:堤防はなぜ土でつくるのか?」によると、
「堤防用の土砂は、さまざまな大きさの粒子を含んだ、山と川の土砂のブレンドが
よいとされています。」と書いてあります。
それが正しいとすると、対岸の砂利を積んで堤防にする策は、コスト的には秀れて
いますが、強度的にはどうなのだろう?と、素人ながらふと思いました。
つまり、こんな風になるのではないかと。(想像図)
橋から下流側を見たとします。野球場(画面左)と川との間に堤防の土手ができる。
書き込んだものは、黄色が将来のサイクリングロード、ピンクが土手断面、
緑色が土手の斜面です。ちなみに黄色の面のことを「天端(てんば)」と呼ぶそうです。
今度は橋の下流側の対岸である日野市万願寺側から見た想像図です。
日野橋から国立市青柳の方へ向かって、新しい土手ができることになります。
以下は、10月30日の状態です。
所々に見える赤白のポールが、土手になる位置を示しているのだそうです。
既に、貝殻橋の方まできれいさっぱりと刈り払われています。
川面には、夥しい数のコサギらしき鳥。
広範囲の草木がなくなって、居場所がなくなったのかも。
画面の中ほどは、多摩川から府中用水へ入っていく導水路に
左側から根川が合流する地点にあたります。
つまりここは、水によって陸地が3分割されているのです。
その三方とも、現在、草木や構造物が除かれて、変容している最中です。
やっと見つけた、工事内容をいくばくか説明する現地看板。の下半分。
上半分が位置図。オレンジ色の部分に新堤防が築かれます。
左側の、工事エリアだけど白い部分(多摩川の南岸、立日橋と日野橋の間)は
堤防を作るための砂利を供給する場所。
つまり、ニューロシティ前の広大な河原を、薄く削り、対岸に運んで
積み上げて、堤防にする、というわけ。
そのために、ダンプカーが多摩川のあっちとこっちを行き交えるような「仮橋」を
作ります。それが上の位置図において、赤い点線が多摩川本流を横切っている所。
「仮橋」というよりは。去年の立日橋周辺の工事の際と同じように、川底を盛土で上げて
そこだけ多摩川の両岸を地続きにしてしまうわけ。川の水は、トンネル管で通す。
こちらは、野球場の南側から見た現場。フェンスと針葉樹がなくなっています。
ここまで来て現場を近くで見られるのも11月9日まで。10日からはここも通行止となり、
日野橋-貝殻橋間の往来は、根川緑道のみとなってしまいます。
貝殻橋から見た、閉鎖エリアの入口。
メモ
土手の高さは、2.5~3メートルになる。日野橋桁下にはくっつかない高さ。
堤防の上下を結ぶ坂により、歩行者と自転車は日野橋の下を通過できるようになる。
対岸上流エリアからは、表層約1メートルの砂利を削り取ることになる。
現在、日野橋下流側にある中州と一本残った柳の大木は、そのまま残る。
府中用水への導水路はつぶれる。位置を変えて作り直す。
陸上競技場より東側の堤防については、まだ計画もたっていない。
青柳まで延伸した際には、府中用水への水路を樋門化する必要がある。
国交省江戸川河川事務所の「川を知る:堤防はなぜ土でつくるのか?」によると、
「堤防用の土砂は、さまざまな大きさの粒子を含んだ、山と川の土砂のブレンドが
よいとされています。」と書いてあります。
それが正しいとすると、対岸の砂利を積んで堤防にする策は、コスト的には秀れて
いますが、強度的にはどうなのだろう?と、素人ながらふと思いました。
by centtama
| 2014-11-03 00:25
| 11月12月