2016年 10月 07日
さいかち窪と周辺の湧水 161007
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9月24日に既に出水情報が書かれていた「さいかち窪」の現地に、やっと行けました。
巡回も大急ぎ、文も大急ぎです。 参照:勝手につけた地点名map
水量は、昨年よりかなりおとなしめ。目測4~6L/sec。
「池」も昨年より小さく、「川」でしかない部分も多い。
本田氏の観察時と同じく、D地点では途中の段差からのみ出水。
昨年ピーク時には、これより上流からどんどん流れてきたものです。
D段差と土管Bの間にある石橋。橋のつけ根の土が崩壊しかかってるように見える。
この石橋の下も、今は水は流れていない。
土管B。水は溜まっているが流れは無さそう。この土管の右側で流路の河床が
少し高くなっているため、水はそれ以上流れずに手前に溜まったままになっている。
私は昨年かなり後まで勘違いをしていたけれど、土管から出てくるのは雨水排水であり、
いわゆる湧き水は土管からではなく窪内の地面(側面だろうが水平面だろうが)
から湧き出している。
さいかち窪を出て、新青梅街道を越えて「さいかちの道」へ。
コンクリート杭の間々から水の出ている跡あり。耳をすますと、ある程度の落差で
水が落ちるような音が聞こえる。別の場所では、向こう側の私有地から大量の
水が流れ込んでくるのも目視で確認。
天神前。丸太杭からの湧水は、一番下の段でのみ確認。それ程勢いは無い。
でも最下段の丸太杭と二番目の間の面にも水が溜まっているし、二番目と三番目
の丸太杭の下部も水が滲んでいる。
白山公園。背もたれの後ろからガンガン水の湧く、シュールなベンチ。
水量は9月中旬の時よりかなり多い。2つあるベンチ両方とも裏から水が湧いて
いるのは、ベンチ下の基礎か何かの関係で湧きやすくなっているからだろうか。
ベンチとベンチの中間地点。手前の単なる土の部分から水が湧き出しては
左右に分かれていく。これもかなり不思議な風景。
この公園に関しては、昨年一緒にここを歩いた三土氏が詳報を書かれています。
今回、新発見をした地点。ここは何回も観察しているポイントだが、ふと見ると
ピンクの丸の部分、どうしてこのような形で舗装面が濡れているのかというと、
ここから湧いているから。
別の場所でコンクリートの亀裂から湧いている既知のポイントがあったけど(今日も
湧いている)、ここの場合は亀裂らしい亀裂も見えない。
しかも、結構な水量。これはかなり感動。
珍しいことだらけの白山公園だけど、何回も来ていると感覚が慣れてしまい、
アンテナが鈍っていたかもしれない。今回はまだまだこんな面白いポイントが
隠れているのに気付けて、よかった。
全体的には、昨年のピーク時ほどの水量や勢いはないが、湧水ポイントの
ほとんど全てで水が出ているのを確認。
小平ふれあい下水道館における地下水の水位は、まだ上昇中です。もうしばらくは
さいかち窪その他の湧水は湧き続けてくれるような予感がします。
巡回も大急ぎ、文も大急ぎです。 参照:勝手につけた地点名map
水量は、昨年よりかなりおとなしめ。目測4~6L/sec。
「池」も昨年より小さく、「川」でしかない部分も多い。
本田氏の観察時と同じく、D地点では途中の段差からのみ出水。
昨年ピーク時には、これより上流からどんどん流れてきたものです。
D段差と土管Bの間にある石橋。橋のつけ根の土が崩壊しかかってるように見える。
この石橋の下も、今は水は流れていない。
土管B。水は溜まっているが流れは無さそう。この土管の右側で流路の河床が
少し高くなっているため、水はそれ以上流れずに手前に溜まったままになっている。
私は昨年かなり後まで勘違いをしていたけれど、土管から出てくるのは雨水排水であり、
いわゆる湧き水は土管からではなく窪内の地面(側面だろうが水平面だろうが)
から湧き出している。
さいかち窪を出て、新青梅街道を越えて「さいかちの道」へ。
コンクリート杭の間々から水の出ている跡あり。耳をすますと、ある程度の落差で
水が落ちるような音が聞こえる。別の場所では、向こう側の私有地から大量の
水が流れ込んでくるのも目視で確認。
天神前。丸太杭からの湧水は、一番下の段でのみ確認。それ程勢いは無い。
でも最下段の丸太杭と二番目の間の面にも水が溜まっているし、二番目と三番目
の丸太杭の下部も水が滲んでいる。
白山公園。背もたれの後ろからガンガン水の湧く、シュールなベンチ。
水量は9月中旬の時よりかなり多い。2つあるベンチ両方とも裏から水が湧いて
いるのは、ベンチ下の基礎か何かの関係で湧きやすくなっているからだろうか。
ベンチとベンチの中間地点。手前の単なる土の部分から水が湧き出しては
左右に分かれていく。これもかなり不思議な風景。
この公園に関しては、昨年一緒にここを歩いた三土氏が詳報を書かれています。
今回、新発見をした地点。ここは何回も観察しているポイントだが、ふと見ると
ピンクの丸の部分、どうしてこのような形で舗装面が濡れているのかというと、
ここから湧いているから。
別の場所でコンクリートの亀裂から湧いている既知のポイントがあったけど(今日も
湧いている)、ここの場合は亀裂らしい亀裂も見えない。
しかも、結構な水量。これはかなり感動。
珍しいことだらけの白山公園だけど、何回も来ていると感覚が慣れてしまい、
アンテナが鈍っていたかもしれない。今回はまだまだこんな面白いポイントが
隠れているのに気付けて、よかった。
全体的には、昨年のピーク時ほどの水量や勢いはないが、湧水ポイントの
ほとんど全てで水が出ているのを確認。
小平ふれあい下水道館における地下水の水位は、まだ上昇中です。もうしばらくは
さいかち窪その他の湧水は湧き続けてくれるような予感がします。
by centtama
| 2016-10-07 23:45
| 9月10月