2014年 09月 17日
2014 府中用水の通水もうすぐ終了
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今年、5月19日(月)から流れ始めた府中用水は、9月20日(土)に、
5月9日(金)に流し始めた本宿(=西府)用水は、9/27(土)に、
それぞれ通水を終了する予定とのことです。
立日橋から見た日野橋。矢印の所が、多摩川本流から府中用水へと
入っていく導水路です。この全水量が府中用水へ入るわけではなく、
取水口(水門)の所で、多過ぎる水を多摩川に戻しています。
今年の府中用水は、少し水不足だったとのこと。
上の画像の日野橋下導水路の水深が浅くなり、今春は新しい導水のための浚渫も
行わなかったので、理想の水量は得られなかったそうです。しかし激しく不足した
わけではなかったので、堤を浚渫することはなく、農家さん達の間で話し合い、
水路のそこかしこにある小さな水門を時間を決めて開閉し、融通し合ったとのことです。
谷保堰にある説明板には「昔、渇水の時は水争いが起こり・・・」と書いてありますが、
今は水田も減ってしまい、農家同士も協力体制で争いにならずに済んだのでしょうか。
網の目のように分かれたり合流したりする水路の、要所要所に今でも残っている
水門や、水を通したり分けたりする工夫の数々を見るたびに、
水争いをするほど水田だらけだった昔の様子がしのばれます。
5月9日(金)に流し始めた本宿(=西府)用水は、9/27(土)に、
それぞれ通水を終了する予定とのことです。
立日橋から見た日野橋。矢印の所が、多摩川本流から府中用水へと
入っていく導水路です。この全水量が府中用水へ入るわけではなく、
取水口(水門)の所で、多過ぎる水を多摩川に戻しています。
今年の府中用水は、少し水不足だったとのこと。
上の画像の日野橋下導水路の水深が浅くなり、今春は新しい導水のための浚渫も
行わなかったので、理想の水量は得られなかったそうです。しかし激しく不足した
わけではなかったので、堤を浚渫することはなく、農家さん達の間で話し合い、
水路のそこかしこにある小さな水門を時間を決めて開閉し、融通し合ったとのことです。
谷保堰にある説明板には「昔、渇水の時は水争いが起こり・・・」と書いてありますが、
今は水田も減ってしまい、農家同士も協力体制で争いにならずに済んだのでしょうか。
網の目のように分かれたり合流したりする水路の、要所要所に今でも残っている
水門や、水を通したり分けたりする工夫の数々を見るたびに、
水争いをするほど水田だらけだった昔の様子がしのばれます。
by centtama
| 2014-09-17 14:34
| 9月10月